外来診療
当クリニックでは透析を主に行っておりますが、糖尿病や腎臓病、高血圧症などの生活習慣病の外来診療もあります。生活習慣病は腎臓病を発症する大きな要因となっています。
まずは透析にならないようにきちんと治療を継続して行く必要があります。
それでも腎臓が悪くなり透析になってしまった場合にも安心して治療を継続できるように、専門的医療を提供していくことを目指しています。
腎臓・糖尿病・生活習慣病 専門外来
担当医・診療時間
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日祝 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
10:00~12:00受付 9:30〜11:30 | 薄井 | 薄井 | 青柳 | 青柳 | 青柳 | 休診 | 休診 |
14:00~17:00受付 13:30〜16:30 | 青柳 | 薄井 | 薄井 | 市川 | 薄井 | 休診 | 休診 |
休診:祝祭日 年末年始
青柳 総合内科専門医 腎臓専門医 透析専門医
薄井 内科専門医 リウマチ専門医 腎臓専門医 透析専門医
市川 総合内科専門医 糖尿病専門医 循環器専門医
重要クリニックからのお願い
外来診療は予約制となっております。Webまたは電話で事前に予約をお取りください。
診察前日までに、WEB問診のご入力をお願いします。
- 当クリニックの患者様は、糖尿病、腎臓病、人工透析などの方が多く、インフルエンザや新型コロナウィルスなどの感染症にかかると重症化するリスクが高いと言われています。
このような事情から、完全予約制の外来とさせていただいております。 - また、生活習慣病(腎臓病や高血圧他)管理の外来診療です。発熱や呼吸器症状、嘔吐や腹痛などの消化器症状に対する受診は原則お断りさせて頂いております。
かかりつけの方の上記症状については事前に当院に電話でご相談ください。
あなたの腎臓は大丈夫ですか?
腎機能が悪いと言われたことはありませんか?腎臓はかなり悪くまで症状が出にくい臓器です。
そして長い時間をかけて悪くなってしまった腎臓を回復させることは今の医療ではできません。
そうなる前に腎臓の専門医に一度受診してみてはいかがでしょうか?
このような方は注意してください!
- 健診や血液検査で腎機能低下やクレアチニンの数値が高いと言われている
- 高血圧や糖尿病を長く罹患している
- 健康診断で、尿たんぱくあるいは尿潜血を指摘された
- 幼少期や妊娠の際に腎臓の病気を指摘されている
Medical DOCの記事をご一読ください。
「健康診断で腎機能障害を指摘」その後にやるべきことを知っていますか?
国内に透析患者は約35万人!「腹膜透析と血液透析の違い」を知っていますか?
『血糖が高い』『血圧が高い』を放置してませんか?
会社や町の健診で血圧や血糖の異常を指摘されているが、忙しくて受診していない。そんな方はいませんか?
これまでに治療が遅れたことによって透析になったり、失明したり、足が壊疽して切断したり…そんな患者様を多くみてきました。『症状がないから放っておいていい』わけではありません。
きちんとした治療を行っていればこういった事態が防げた可能性は十分にあります。あなたの健康はあなたの周りの方にも関わってきます。是非、一度受診を検討してみてください。
専門外来の特徴
患者様のよりよい健康のために専門医による診療を行っております。生活習慣病の予防、改善のためには食事療法が必要不可欠となってきます。
管理栄養士による栄養指導も行うことができます。
01
透析や腎臓の専門医による診療
02
管理栄養士による栄養指導
03
連携病院での最新・高品質の医療機器による画像診断
関連施設 東京北部病院
最先端の3.0テスラMRI
生活習慣病の合併症の管理のためにCTやMRI、超音波診断装置などによる画像診断が必要となることがあります。近隣の系列病院である東京北部病院の64列マルチスライスCT、3.0テスラMRI、超音波診断装置などを共同利用して検査させていただいております。
地域の皆様の健康のために、当クリニックで寄り添っていけたらと思っております。
当院の腎臓内科が扱う主な症状・疾患
- 蛋白尿
- 血尿
- 慢性腎臓病
- 慢性糸球体腎炎
- IgA腎症
- ネフローゼ症候群
- 多発性囊胞腎
- 糖尿病関連腎臓病
- 高血圧性腎硬化症
- 腎動脈狭窄症
- シャント狭窄症
蛋白尿
蛋白尿は、腎臓のフィルター機能が低下し、尿中に蛋白質が漏れ出る状態を指します。これは腎臓に何らかの異常が起きている可能性を示す重要な指標です。原因としては、糖尿病や高血圧、免疫異常などが考えられます。適切な診断と治療が重要であり、生活習慣の改善や薬物療法が行われます。
血尿
血尿とは、尿中に赤血球が混じる状態を指し、肉眼的血尿と顕微鏡的血尿の2種類があります。血尿は膀胱炎や結石、腎臓病、腫瘍などの多様な疾患が原因となり得ます。早期発見と治療が重要であり、定期的な尿検査が推奨されます。
慢性腎臓病
慢性腎臓病は、腎臓の機能が徐々に低下する進行性の疾患です。主な原因は糖尿病や高血圧ですが、その他の腎疾患も原因となります。初期には自覚症状がほとんどないため、定期的な健康チェックが重要です。早期発見と生活習慣の改善、適切な治療が病気の進行を遅らせる鍵となります。進行した場合は透析や腎移植が必要となることがあります。
慢性糸球体腎炎
慢性糸球体腎炎は、腎臓のフィルターである糸球体に慢性的な炎症が起こる疾患です。原因としては免疫異常が多く、血尿や蛋白尿が主な症状です。適切な治療が行われない場合、CKDに進行するリスクがあります。腎機能の低下が進行する前に、免疫抑制剤や生活習慣の改善が行われることが望まれます。
IgA腎症
IgA腎症は、免疫グロブリンA(IgA)が腎臓に蓄積し、糸球体に炎症を引き起こす疾患です。血尿や蛋白尿が主な症状であり、進行すると腎機能が低下します。免疫抑制剤や生活習慣の改善が治療の中心となり、早期発見と適切な治療が重要です。定期的なフォローアップと治療が腎機能の維持に不可欠です。
ネフローゼ症候群
ネフローゼ症候群は、大量の蛋白尿、低アルブミン血症、浮腫を特徴とする疾患です。原因は多様であり、糸球体の異常が主な要因です。治療には免疫抑制剤や利尿剤、生活習慣の改善が含まれます。
多発性囊胞腎
多発性囊胞腎は、腎臓に多数の囊胞が形成される遺伝性疾患です。囊胞の増加により腎機能が低下し、最終的には腎不全に至ることがあります。早期発見と定期的な監視が重要であり、適切な管理が必要です。遺伝性のため、家族歴のある方は特に注意が必要です。
糖尿病関連腎臓病
糖尿病関連腎臓病は、糖尿病による腎臓の損傷が原因で発症します。初期には蛋白尿が見られ、進行すると腎機能が低下します。血糖値の管理と適切な治療が病気の進行を遅らせる鍵です。
高血圧性腎硬化症
高血圧性腎硬化症は、高血圧が原因で腎臓の血管が硬化し、腎機能が低下する疾患です。高血圧の管理が最も重要であり、生活習慣の改善と薬物療法が推奨されます。適切な血圧管理が腎機能の維持に繋がります。
腎動脈狭窄症
腎動脈狭窄症は、腎動脈が狭くなることで腎臓への血流が減少し、腎機能が低下する疾患です。原因としては動脈硬化や線維筋異形成があります。治療には薬物療法や血管内治療が含まれます。血流を改善し、腎機能を保護することが目標です。
シャント狭窄症
シャント狭窄症は、透析治療を受ける患者において、シャント(血管アクセス)が狭くなる状態を指します。透析の効果が低下するため、早期の診断と適切な治療が必要です。定期的なシャントの検査と管理が重要です。シャントの機能を維持することで、透析の効果を最大限に引き出します。
当クリニックでは、これらの疾患に対する専門的な診断と治療を提供しています。早期発見と適切な治療が健康維持の鍵となりますので、気になる症状がある場合は早めにご相談ください。定期的な健康チェックと継続的な管理が病気の進行を抑えるために重要です。